ターシャの庭に憧れて

草花の溢れる庭と小さな家。そこでヨガとアロマとハーブのお仕事をするのが夢。

何しに来たのかわかった、一瞬だけ

 

今日もお昼寝をした。

 

最近わかったけれど、この急にやってくる強い眠気は、自分に嘘をついたり人の顔色を気にしたりした後に襲ってくる。

 

たぶん、本来の自分とズレることは、相当エネルギーを消費することなんだろう。

 

体は眠って調整しようとしているのかもしれない。

 

 

 

そして、今日のお昼寝の起きる間際、

眠りと目覚めの狭間で、とても不思議な体験をした。

 

 光さす窓辺で

ウトウトと意識が戻ってきたとき、

ここはどこだろう?

と思った。

 

 

あぁ、そっか、私は生きているんだった。

 

私は「私(かほ)」だったっけ。

 

なんで私はココに来たんだろう?

 

(脳裏に植林に行った内モンゴルの砂漠、夜の空、地球の映像が浮かぶ)

 

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あぁ、この人生は一度しかないんだった。

 

今日という日も二度と来ないんだ。

 

私はいつか消える存在なんだなぁ。

 

そして、本当に大事なことがわかりそうになって…目が覚めた。

ほんの数秒間の出来事だった。

 

 

ほんの数秒の出来事だったけど、とても大量の情報だった。

 

 

なのに、起きたらどんどん忘れていく。

 

忘れないように、こうやって文字にしておこうとすればするほど忘れていく。

 

 

まるで映画「君の名は」で、目覚めると相手の名前を忘れてしまうのと同じだ。

 

 

何かとても大切なものが手のひらから滑り落ちてしまったようで、寝起き、私は泣いた。

 

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